わたしは海に放り投げられた瓶です。 波に揺られて砕け散り、最後は浜辺に打ち上げられて、拾われて、大切にされるピアスになりたい。 宝石箱にしまわれるのではなく、粗雑にあつかわれるのではなく、ていねいに相棒のように日常的に側に置かれたい。

すきな人に好きなひとがいて、やっぱりそっかと思いながら少し泣くゆめをみました。やっぱりそっか。あかい天鵞絨をそっと開けると無人だった。やっぱり独りなんだ。あの歓声はなんだったのか。

A friend to all is a friend to none.A true friend stabs me in the front.

近づいたり離れたり居心地のよい位置を探しながら留まらず浮遊する

もしいつか人間じゃない何かになれたら、綺麗な装丁の詩集になるから、寝る前に頁をめくって、そして枕もとに置いて一緒に眠ってほしい

言わない優しさとか、言うのが誠実とか、そんなことより心が動いた事実があればサヨナラ！と微笑みながら手裏剣を飛ばしてやる！

わたしの自慢の刺青は心臓にあるので誰にも見えない

幼少期のあたたかい想い出が、“生きる支えになる”という文章を読んだ。ちょっと困った。自分は何年間もずっと辛くてしんどい。私も“生きる支え”とやらが欲しい。なんとかしたい。しかし全くもって間に合わない。『私は大人のかたちをしてるけれど、今きっと…